Google Chromeを使っていると、画面の録画をしたいと思うことがありますよね。たとえばブラウザ上の操作手順を残したり、オンラインミーティングを記録したりと、さまざまな用途で録画機能が役立ちます。
この記事では、Chromeのブラウザを録画できる拡張機能おすすめ4選をご紹介します。また、無料のツールを使った録画方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Chromeのブラウザを簡単に録画できるおすすめの拡張機能4選
Screen Recorder for Google Chrome:シンプルで使いやすい完全無料の録画ツール
Screen Recorder for Google Chromeは、無料で使えるシンプルなChrome拡張機能です。画面全体、特定のウィンドウ、またはブラウザのタブを録画することができます。編集機能はありませんが、使い方がとても簡単で専門知識が不要なため、初心者にも最適です。
Screen Recorder for Google Chromeの特徴
録画時間が無制限かつ無料で使える
ブラウザ、画面全体、または特定のウィンドウの録画が可能
音声も一緒に録音できる
動画ファイルはMKV形式でダウンロード可能
注意点
・基本的な録画機能のみで編集機能はなし
・長時間の録画時に録画ファイルが大きくなる可能性がある
・ツール自体に共有機能がない
Loom:自動生成URLですばやく動画を共有
LoomはChromeの拡張機能として簡単に利用できる録画ツールです。画面全体やタブだけを録画したり、ワイプを入れたりすることができます。トリミングなどの簡単な編集も可能です。さらに、URLを共有するだけで簡単に動画をシェアできます。ただし、無料プランでは録画時間に制限があり、最大5分までとなっています。
Loomの特徴
chromeのブラウザ画面やウェブカメラの録画が可能
録画後に簡単なトリミングや編集が可能
URLで簡単共有
注意点
無料版では、1回の録画は5分まで
無料版には、録画した動画に透かしロゴが表示される
プロプランでないと、長時間の録画や高度な編集機能が制限される
Screencastify:Googleドライブで簡単に保存・共有
ScreencastifyはChromeの拡張機能で、教育現場で人気の高い録画ツールです。画面全体、タブ、カメラを使っての録画が可能で、Chromeに直接保存できるのが特徴です。また、YouTubeなどのプラットフォームにも簡単にアップロードできます。無料版では10回の録画回数制限あり、1本の動画につき30分までに制限されています。
Screencastifyの特徴
タブ、デスクトップ、ウェブカメラの録画
録画中に注釈やテキストを追加可能
録画後の動画を簡単にGoogle Driveに保存、共有が可能
録画後にトリミングやシンプルな編集が可能
注意点
無料版では1回の録画が30分まで
無料版では動画に透かしロゴが表示される
有料版でないと、追加の編集機能やエクスポート機能が制限される
Vidyard:ビジネス向けに特化した録画ツール
Vidyardはビジネス向けの画面録画ツールで、特に営業やマーケティングでの活用がおすすめです。chrome画面やカメラを録画でき、動画をURLで共有できます。また、視聴者のアクションをトラッキングしたり、分析したりできる機能もあります。無料版では録画時間が30分までとなっており、ビジネス向けの機能が制限されています。
Vidyardの特徴
タブやデスクトップ、ウェブカメラの録画
動画のリンクを生成してメールやチャットで簡単に共有
視聴データの解析(視聴者がどこで離脱したかなど)
録画した動画にCTA(コールトゥアクション)を追加可能
注意点
無料版では1回の録画が30分まで
無料版では利用できる解析機能が限られている
ビジネス機能や高度な解析機能は有料プランでのみ利用可能
2.Chrome録画のおすすめツールを比較
ツール | おすすめの人 | プラン | 録画時間 | 主な編集機能 | 保存・共有方法 |
Screen Recorder for Google Chrome |
・シンプルで使いやすいツールを探している人 ・無料で短時間の録画をしたい人 |
無料 | 無制限 | なし | 手動でファイル保存 |
Loom |
・手軽に画面録画をしてすぐに共有したい人 ・組織やチームで簡単に動画を共有したい人 |
無料あり 有料: ・ビジネスプラン ・エンタープライズプラン |
無料版:5分 有料版:無制限 |
トリミング 注釈の追加 描画 など |
リンクで共有 |
Screencastify |
・録画した動画をGoogleドライブで簡単に管理・共有したい人 ・直感的で使いやすい録画ツールを求めている教育関係者 |
無料あり 有料: ・ビジネスプラン ・エンタープライズプラン |
無料版:30分/10回制限 有料版:無制限 |
トリミング 注釈の追加 描画 エクスポート機能 クロップ など |
Google Driveやローカルに保存 |
Vidyard |
・営業やマーケティングで動画を活用したい人 ・画面録画から編集、視聴データの解析までを一括で行いたい人 |
無料あり 有料: ・プロプラン ・チームプラン ・ビジネスプラン |
無料版:30分 有料版:無制限 |
トリミング CTA追加 解析機能 など |
リンクで共有 |
3.Chrome録画におすすめの無料ツール「Screen Recorder for Google Chrome」の使い方
今回ご紹介した中で、最も手軽にChrome録画ができるScreen Recorder for Google Chromeの使い方をご紹介します。無料で利用できるので、ぜひ試してみてください。
ステップ1:Chromeウェブストアで拡張機能をインストール
Chromeウェブストアにアクセスして「Screen Recorder for Google Chrome」を検索します。「Chromeに追加」ボタンをクリックして拡張機能をインストールしてください。インストール後、Chromeのツールバーにアイコンが表示されます。
ステップ2:拡張機能を起動
インストールが完了したら、ブラウザ右上に表示されている「Screen Recorder」アイコンをクリックして起動しましょう。
初めて使用する場合は、画面録画のためのアクセス許可を求められることがあるので、「許可」を選択します。
起動すると以下のような画面が表示されます。
ステップ3:録画する範囲を選択
次に、左上の「画面」ボタンをクリックし、録画する範囲を選びます。「Chromeタブ」「特定のウィンドウ」「画面全体」など、どこを録画するかを指定しましょう。
ステップ4:録画を開始
録画範囲を選択したら「共有」ボタンをクリックして録画を開始します。録画中は、Chrome上の操作やタブの切り替えなど、ブラウザ上の動作をすべてキャプチャできます。
ステップ5:録画を終了
録画を終了する際は、Screen Recorderの画面左上の「停止」ボタンをクリックします。
ステップ6:録画ファイルの保存
録画を停止すると、プレビューが表示されます。画面左下にある「コンピュータに保存する」ボタンを押すと、MP4形式でローカルに保存できます。ファイル名や保存場所を自分で設定することも可能です。
録画したファイルは、パソコンに保存されているので、後から自由に再生したり、メールやクラウドサービスを通じて共有したりできます。
まとめ
今回はChromeの画面を簡単に録画できる4つのツールをご紹介しました。
ツールごとに録画時間や編集機能、共有方法などに違いがあり、用途やシーンに応じて選ぶことができます。
無料で使えてシンプルな操作性を重視するなら「Screen Recorder for Google Chrome」、URLでの共有や簡単な編集が必要な場合は「Loom」、ビジネスや教育現場で活用したい場合には「Screencastify」や「Vidyard」が適しています。
自分に合ったツールを選び、快適にChromeのブラウザを録画しましょう。
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